転売の基礎知識
FUTでコインを貯めるためには転売は欠かせないものであるが、初心者にはハードルが高く、なにをしたらいいかわからない方も多くいるはず
今回は転売はどういうものか一般的なやり方を解説する
まず転売を大きく2つに分けると
①選手を売るか
②アイテム&消耗品を売るかの2種類がある
今回は①について解説する
【転売の種類】
まず転売を大きく分けると
①フリッピング
②長期投資
のふたつに分けられる
≪解説≫
①フリッピング
フリッピングとは即決価格の最安値と競売入札での落札価格のギャップを用いて短時間で買いと売りを完結させる手法である
例えば、
バルデを即決最高価格3200で検索をかけたときに出品残り時間が55分以上のものしか表示されず出品しても数分で売れている状態である
しかし競売入札で入札を行うと2900で落札が可能な状況である
この価格ギャップを利用して2900で競り落とし、3200即決売却することで140コインを即獲得出来る
一見するとものすごく小さい利益であるが、即決1000コインの選手を900コイン購入で行えれば1件につき50コイン、利回りでいうと5.5%を得られる
これを数百件単位で行うと数時間で数万単位で稼ぐことが可能になる
Twitterなどで『薄利多売転売』と言われている転売の多くはこの手法のことであり、コインが少ないWebApp~開幕序盤のころは特に重宝される手法である
またフリッピングと同じように価格ギャップを突く手法としてデイリーフリッピングといわれる手法がある
フリッピングが落札と売却の価格ギャップを狙っているのに対し、デイリーフリッピングは時間帯による価格変動の価格ギャップを狙う手法である
先日私がツイートしていたシャビシモンズを例に説明する
↑この価格チャートは私が買った前日と当日のものである(表示されている時刻はGMT)
そして実際に買った価格と売った価格のチャートがこちら
表示されている価格は即決価格での相場価格になっているが、実際には競売で購入し1800で購入、売却は3000で行っている
このようにチャートから価格推移を予測し、購入→数時間後に売却をすることでフリッピングとは違い1件で大きな利益を稼ぐことができる(上記のシモンズの場合、利回りは58%)
このデイリーフリッピングは難易度は高いが、利益率が高く時間効率が最もいいため転売上級者であれば必須のテクニックになる
デイリーフリッピングが狙えるタイミングは、
・イベント開始日の早朝~夕方にかけて
・SB報酬、DR報酬の配布時間前後
などが主な狙い目とされている
②長期投資
次に長期投資に関してである
これは特に開幕序盤~1、2週間の間に最も多く聞かれる『高レート転売』と言われるものの正体であるが、レート84以上の選手などはSBC要求でレート84要求があれば必ず需要が生まれる
開幕序盤はSBCなども少なく、みんなスカッド編成にコインをかけるためこういった素材選手(OVRは高いがあまり強くなく試合で使う需要が低い選手)は価格が安い傾向にある
しかし高レートSBCが定期的に来だすと高レート素材はある一定の価格は保つようになる
そのため開幕序盤のこの時期やブラックフライデー、TOTYなど大型イベントで大量にパック開封がされる時期は一時的に高レートが安くなるため大量に仕込むことで大きな利益を生む
メリットとデメリット
メリットは
・ほぼ100%利益が出る
・買値の2倍以上で売れることが多々あり利益率が高い
デメリットは
・いつ値段があがるかわからないため数か月塩漬けになる可能性が高い
この転売は上がるまで売らなければいいので100%利益は出せる
そのかわりいつ値上がりするかわからないので数週~数か月保有し続けるリスクが伴う
個人的には開幕の序盤を除き高レート転売に全資産を投資するのはおすすめしない
あくまでもフリッピングで投資しつつ、積み立て貯金的な立ち位置で長期転売をするのがよいと思う
【番外編】
転売の手法でもひとつだけ特殊な例がある
それはスナイピングと呼ばれるもので出品時の価格設定を適当に出品するユーザーや、桁を間違えて出品してしまうユーザーが稀にいる
即決の最低価格で検索をし続けて明らかに相場よりも安い選手を即決購入で狙うのがスナイピングである
これは完全にネットの回線速度と端末の処理速度に依存するためスペックの高いPCでやるのが一番成功率は高い